[初心者向け]Logic Pro 11のAI機能「Stem Splitter」でDAWを楽しめよう

アキラ updated on Nov 20, 2024 to EVR

Logic Pro 11の新機能「Stem Splitter」は、AIアルゴリズムで楽曲からドラム、ベース、ギターなどのステムを分割して編集できます。この記事では、ロジックプロで「ステムスプリッター」の使い方を詳しく解説していきたいと思います。人工知能の力で、楽曲制作を楽しめましょう。

🎯ポイント

1️⃣Logic Pro 11がリリースされ、AIスタジオアシスタントやセッションプレーヤー、ステムスプリッター、ChromaFlowなどの新機能が追加されました。

2️⃣Logic Pro 11「Stem Splitter」の使い方:右クリックしてコンテキストメニューから「Stem Splitter」を選択し、抽出したいステムトラックにチェックを入れます。

3️⃣オンラインツールEaseUS Stem Splitterを使用して、ブランドでボーカル、ベース、ドラム、ピアノなどのトラックを抽出できます。

    Mac向けのLogic Pro 11は、2024年5月13日にApp Storeでの提供が開始され、AIを活用した新機能「Stem Splitterが注目を集めています。この記事では、ロジックプロ11のステムスプリッター機能で楽器トラックを分離する方法から、その代わりになる、初心者向けのオンラインボーカルリムーバーまでご紹介します。ぜひ最後までお読みください。

    Logic Pro 11のステムスプリッター機能について

    ステムセパレーションは、リミックスマッシュアップサンプリング、さらにはカラオケトラックの制作に活用できるため、音楽制作コミュニティでますます人気を集めています。AIの利用が増加する中で、ステム・セパレーションの技術を取り入れることは、DAWにとって不可欠な要素となっています。この技術を統合することで、ステム・セパレーションを制作の標準機能として提供でき、サードパーティ製ソフトウェアへの依存を最小限に抑えることが可能になります。

    FL Studio 21.2には、ステムセパレーション機能が搭載されました。その後、Logic Pro 11がリリースされ、スタジオ・アシスタント、セッション・プレイヤー、ステム・スプリッター、ChromaFlowなどの新機能が追加されました。ここでは、特にステム・スプリッターに焦点を当てます。

    ステム・スプリッターは、バンド・レコーディングなどのステレオ・オーディオ・ファイルを、ボーカル、ベース、ドラム、その他の楽器の4つのパートに分けることができる画期的な機能です。この技術はAIとAppleのMシリーズシリコンを活用しており、非常に高速な処理が可能です。

    Logic Pro 11「Stem Splitter」の使い方

    では、その使い方を見ていきましょう。

    ステップ1.トラックをインポートし、右クリックでコンテキストメニューから「Stem Splitter」を選択します。

    ステップ2. ステムスプリッターウインドウが表示されます。デフォルトで「ボーカル」「ドラム」「ベース」「その他」が選択されています。抽出したいステムにチェックを入れて分割(Split)」をクリックします。

    ステップ3. 分割処理が完了するまで、しばらくお待ちください。それぞれのステムトラックを再生し、ボリュームを調整することができます。

    Logic Pro 11のステムスプリッターに関する情報はお役に立ちましたか?高度な音楽制作のコツをSNSにをシェアしましょう。

     

    「Stem Splitter」がグレーアウトに表示されている

    Apple Siliconを搭載したMacを使用しているにもかかわらず、Logic ProのStem Splitterがグレーアウトしていることがあります。その場合は、以下の手順に従ってください。

    ステップ1. Finderを開き、「アプリケーション」でLogic Proを右クリックして、「情報を見る」をクリックします。

    ステップ2. 情報ウィンドウで、「Rosettaを使用して開く」のチェックを外してください。

    Logic Proを起動して、Stem Splitter機能が利用できるかご確認ください。

    【もう少し】オンラインステムスプリッター

    Logic Proは、作曲、ビート作成、編集、リミックスなどの高機能を備えるパワフルなクリエイティブツールに違いありません。ただし、逆に専門知識で埋められて、初心者にとっては困惑してしまうこともあります。また、ロジックプロは買い切れアプリですが、3万円であまりにも高いです。

    なので、今回は音源からピアノやベース、ドラムなどの楽器トラックを抜き出す「ステムスプリッター」ボーカルだけ取り除いてカラオケ音源を作る「ボーカルリムーバー」音楽や動画のピッチ(キー)を変更する「ピッチチェンジャー」風などのノイズをしっかり除去する「ノイズリダクション」などの機能をすべてブラウザで完結できるEaseUS Vocal Remover Onlineをご紹介します。この高品質の音声分離ツールは、ファイルをアップロードするか、SpotifyやYoutube動画のリンクを貼り付けることで、曲から簡単にボーカルを取り除いたり、抽出されたファイルを入手します。さらに、アカウントを作成すれば毎日1回無料でダウンロード可能だから、高音質を求めている初心者のユーザーには特におすすめします。

    ぜひ、無料で体験してみてください。

    まとめ

    今回は、Logic Pro 11のAI機能「Stem Splitter」の使い方を詳しく説明しました。また、その料金や専門用語でなかなか手が出せない初心者のユーザーに向けて、その代わりにブラウザで動作するEaseUS Vocal Remover Onlineもご紹介しました。

    よくある質問(FAQ)

    1. 曲のステムを無料で入手する方法は?

    あらゆる曲のステムを無料で取得したいなら、EaseUS Stem Splitterをおすすめします。このオンラインステムスプリッターは、AIを活用してトラックをボーカル、ベース、ピアノ、ドラムに分割することができます。

    2. 複数のステムをロジックにインポートする方法を教えてください。

    複数のステムをLogicにインポートするには、まずステムフォルダに移動し、インポートしたい特定のステムを選択します。その後、選択したステムをクリックしてLogic Proにドラッグアンドドロップします。